いざ。

最近知った言葉で、不易流行という言葉があります。

元々は俳句の教えの一つらしいのですけど、温故知新に似た言葉で、変わらないものを大事にしつつ新しい事も貪欲に取り入れなさいよっていう言葉らしいです。

ただ、実はこの四字熟語、解釈には諸説あるらしく、その中の一つに、新しいものを取り入れつつ変化を重ねることこそが『不易=変わらないこと』の本質なんだよと、説いてるとかなんとか。


深いですねぇ。大好きです。


変わらないことこそが守るべき本質ではなく、良いものだと感じたものは、貪欲に研究し取り入れ、失敗や変化を恐れず、感謝とともに努力し続け発展に貢献する事こそが、変わらない精神の本質なんですよ。と。

そう諭しているんだそうです。


俳句だけじゃなくて武道、いや、人生の機微にも通じる良い言葉だと思いませんか?


ただ。ただね。

自分が、おっ!これはっ!、って感じたときに、それが本当に発展に貢献できる程のものなのかどうか、その真贋を見極められるか、これがえらく難しいと思います。


せめて、発展に貢献できる程の何かを作り出せなくとも、真贋を見極められる、その目を養いたいもんですね。


今年も熱い夏がきます。押忍。